気になった記事 2009/12/15
・普天間の来年先送りと駐留なき防衛
普天間基地の移設問題が来年に持ちこされるようだ。
首相の頭の中には、駐留なき防衛があるようで、
米軍がいることを想定して装備を整えている今の海自を整備するためには、
相当のリスクと費用が必要なようだ。
他の米国の同盟国の韓国やオーストラリアが2%を超えているのに
日本の防衛費の金額は、世界中でも低く、GDPの0.9%強の約4超7千億円しかない。
もし、そのレベルで行うのであれば、約14兆1千億円が必要になる。
何を重要視するかによって方向は大きく変わってくると思うが、
論点を明確にして適正に判断をしてもらいたい
・天皇閣下と中国副主席の会談
30日ルールをやぶったこと・それに言及してしまったことで
大きくなっているこの問題。
民主等が中国で厚待遇を受けたことのお返しであれば政治利用になるが、
会合自体は政治でシナリオを作るもの。
どちらもゆずらない構えだが、小沢さんの目指している所が気になる所である。
・アブダビ、ドバイを支援
信用不安阻止のため、アブダビが救済に乗り出した。
両国はライバル関係にあるため、支援を行っていなかったのだが、
信用不安の影響が大きく、100億ドルの支援を決めたよう。
日本企業の不安要素でもあったと思うので、落ち着いてくれることを願うのみです。
・住商、米でシュールガス開発事業参画
シュールガスと呼ばれる新型の天然ガスの開発に乗り出す。
堅い岩盤層に含まれるシュールガスは採掘費用がかかるが、世界中に膨大な埋蔵量があるとして
期待されている。日本企業で本格参画するのははじめて。
エネルギーの問題も進んでいくように思うが、米国では2000年から一気に開発が進んでおり、
シュールガス革命という言葉も生まれるほど量が多く、天然ガスの自給率の見直しにも影響を与えるという。
日本にも自国発信の何かが欲しいと感じてしまった記事だった。
・NTT東がLED照明で音声通信
LEDの信号で音声を伝える仕組みが試験導入された。
今まで実用化がされていなかったが、電波で通信できない場合も多く
今後の利用が期待される。