気になった記事 2009/12/22

・住民票の受け取りコンビニでも
 セブンイレブンが来年から店内で住民票の写しや印鑑登録証明書を
 受け取れるサービスを始めると発表した。
 渋谷区・三鷹市・千葉県市川市で先行的に始まるようで、
 来年度中に30自治体ほどに増える見通しのようだ。


 専用端末に住民基本台帳カードをかざして、手数料を払い取得するようだが、
 午前6時から午後11までと利便性が高くなりそうだ。
 暗号化した画像や2次元バーコードを印刷することで偽造を防ぐといっている。


 この記事で新たに知ったのだが、自治体によって手数料が異なるようで、
 サービスの画一化が進むことで、人件費とシステム費用に代表される
 無駄な費用の削減にも大きく貢献し、手数料も下がってくるのでは?と思う。


・電力/ガス大手来年2月に値上げ
 電気代とガス代が微妙に上がり続けている。
 液化天然ガスLNG)の輸入価格が上昇を続けているためのようで、
 LNG比率の高い東電は5か月連続の値上げとなる。
 一方で、石炭価格は下がっており、石炭比率の高い電力会社は引き下げの可能性もあるようだ。


 エネルギー系の議論は、どうしても、太陽エネルギーをどかんと利用しないのかが不思議でならない。
 何をひよっこ。と思われるかもしれんし、考えただけでもエネルギー効率の問題もあるとは思うが、
 準公企業として、政府の援助で大きく方針転換はできないものかと思ったりもする。
 後で考えてみよう。


・損保、来春「3メガ体制」に
 興亜損保は臨時株主総会の開催でもめているようだが、確実に損保業界の再編が起こっている。
 3メガ体制になると競争が激化し保険料は下がる見通しのようだ。
 今まで拮抗していたものが崩れ、サービスの向上・価格競争・経営の効率化が求められる状況になる。
 消費者的には嬉しい限りだが、損保の業界も大変になりそうだと友人の身を案じてしまったりする。
 ただ、変化は逃れられるものではないし、変化が必要だからこそ起こるので、
 保険の需要が変わってきた現在で、新しい日本の保険の形ができることに期待している。


・新宿丸井にフォーエバー21が進出
 不採算のインザロームに代わって、有力テナントであるフォーエバー21が入るようだ。
 販売業界は、消費に素直でおもしろい。商品を提供する企業も頻繁に変化を求められることも
 厳しい面もあろうが、幅を広げられる業界だと感じた記事だった。


包括利益開示義務付け
 2011年3月から上場企業に義務付ける包括利益の開示を盛り込んだ公開草案が可決された。
 包括利益は企業の最終的なもうけを示す純利益に
  ?持ち合い株式の含み損益の変動額
  ?海外子会社投資の円換算変動額
  ?ヘッジ(損失回避)取引の含み損益の変動額
 を加えて算出する。


 国際会計基準はすでに包括利益の開示を義務付けており、
 日本基準と国際基準の違いをなくす共通化の作業がさらに前進していく。
 まだまだ調整は続くだろうが、国際会計基準も必要になってくる知識の一つだ。